日本人大学生がベトナムのIT企業で働く日々。

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奈良県出身、純日本人の大学生がベトナムのIT企業で働く日々を綴ります。基本的に平日は短文、暇な休日は長文。毎日更新!!

日本人大学生がベトナムで働く日々。

5月23日 社会はマジョリティが強く、弱いものいじめが好き

やっぱりアメフトの問題が気になる

僕は日本にいないから詳しくアメフトの反則タックルの問題は知りません。

でも、みんな監督が絶対に悪いと決めつけていじめすぎじゃない??

僕はアメフトに関してはアイシールド21でしか知らない素人です。

でも、それで知る限り、アメフトはクォーターバック(今回の被害者のポジション)を潰します。選手たちはクォーターバックを潰すために、相手選手を倒したら避けたりして、タックルします。

逆に、クォーターバックはそれから逃げながらパスをするか、危ないと思ったらボールを捨てます。クォーターバックからボールが離れた時点で、相手選手はタックル禁止になるので、そうすれば怪我することがないのです。

なぜ、それほどクォーターバックを潰そうとするかというと、クォーターバックがチームの要だからです。

野球でいうキャッチャー、サッカーでいうボランチ、つまり司令塔ですね。だから、このポジションの選手を潰れたチームは一気に弱体化しちゃうのです。

なので、アメフトでは相手のクォーターバックを潰そうとします。これは反則じゃないです。

アメフトは格闘技であり、球技であるので、この行為自体は間違ってません。1つの作戦です。

ただ、クォーターバックがボールを放したのにタックルするのはダメです。それはルール違反だから、スポーツじゃなくなります。ただの傷害です。

今回の反則タックルはつまりこういうことです。彼はスポーツじゃなくて、ただの傷害行為をしたわけです。

ここまで言えば分かったと思いますが、「相手のクォーターバックを潰せ」という発言自体はアウトじゃないと思うんですね。別にルールの範囲内で、潰すことを狙うのは作戦ですから。

だから、この台詞を監督やコーチが言ったとしても、それは作戦の指示であり、反則の指示ではありません。

そして、現時点ではっきりしてることは、この「相手のクォーターバックを潰せ」という発言をした事実だけですよね?

反則をしてでも、相手のクォーターバックを怪我させろとは言ってないの可能性も十分ありますよね。

ただ、もちろん、監督やコーチがそういう行為をするようにほのめかしたかもしれません。

でも、それはまだ分かってないですよね。

だから、現時点で監督やコーチを責め立てるのは間違ってると思うんですよ。

ただ、社会がこの2人は悪いという風潮だから、みんなで寄ってたかって責めてるという感じがして、すごく気持ち悪いです。

それって弱いものいじめじゃない??

だから、僕はこの監督やコーチがかわいそうだとも思います。もしかしたら、本当に悪くないかもしれないじゃないですか。もちろんほんまに悪いかもしれへんけど。

もっと彼らの味方をする人間がいてもいいんじゃないの?と思いますよ。

まあ、どっちの味方というよりは、日本人はもっと中立に立って客観的に物事を見れないかね?

それが、今の僕の思いです。

結局、この国は、この世界はマイノリティが弱い世界です。でも、マイノリティ=間違いではありません。

マジョリティもマイノリティも同等です。

ただ、違うだけです。

正しいとか間違いという価値観だけじゃなくて、もっとお互いに認めるという考え方ができないのかな?

相手を否定することでしか、自分を強く誇示出来ないのはダサいですよ。

僕はカッコよく生きたいな。

アメフトの件に関して、僕の意見は「みんな悪い」です!!笑笑

あれだけ言いましたけど、選手はもちろん、監督やコーチにも責任は少なからずあると思います。指示した、してないという話じゃなく。

みんなそれぞれの過ちを認めて、反省して、次に進めばいい。一回の失敗で人間は終わりじゃないです。

これから頑張ればいいんですよ!!

 

以上、今日思ったことです。

寝ます!おやすみなさい!!