11月19日 ベトナムの田舎の結婚式にいってきました!壮絶で楽しかった・・・
今日は会社の先輩の結婚式
今日は、前に招待してもらった会社の先輩の結婚式です。
楽しみにしてたので、朝からワクワクしてました。でも、起きた時間がちょっと集合時間にギリギリだったんですね。まあ、前は全然集まってなかったし今回も別に集合時間に集まらんやろうなと思って、だらだら準備してました。
そして、ゆっくり歩いて行ったので、5分くらい過ぎて到着しました。そしたら、なんとみんな揃ってるんですね。なんでだよ!!
今日は遅れたらダメなやつなのかよ!!
ちゃんと来ないとダメなやつと、来なくていいやつの違いがまだわからないです・・
これだけは本当に難しい。
まあ、結局出発には間に合ったから問題はなかったんですけどね。
あ、ちなみに先輩の地元が田舎なので、その田舎で結婚式を挙げるのです。だから、会社から行く人は揃って大型車で田舎の結婚式場に向かうわけです。
田舎にやってきました
出発して、車で1時間半ほどで目的地に到着しました。
めっちゃ田舎。地平線まで緑なのは、田舎ならではの風景ですね。
なんか建物とかもすごく汚いです。
でも、こういう田舎は嫌いではないです。むしろ都会より好き。自分の出身が田舎やからかもしれないですけどね。
めっちゃ吠えてくる犬を発見。
こいつは食べられるのかな?ベトナムで犬を見てたら食べられるのかな、ってどうしても思ってしまいます。まあ、最近では犬肉を食べることはあまりないらしいですけどね。
放し飼いにされてたら怖い犬も、檻の中に入ってたら余裕です。やーいやーい。
とある家の庭に鳥を発見。庭にいる鳥、にわとりですね!!
東南アジアの田舎の特徴として、そこら中に鶏がいるってのはありますね。
でも、こいつら歩き回ってるから筋肉つき過ぎてて肉がかたいんですね。だから美味しくない。
日本の鶏肉が柔らかいのは小さい檻に閉じ込めて一生歩かせないからなんですよ。何も知らずに日本の鶏肉は柔らかくて美味しいと思って食べてるけど、そうするためには鶏にとてつもなく残酷なことをしてるんですよ。
自分が鶏だったら、どうせ食われるとしても、ベトナムに生まれたいですね。死ぬまではまだ楽しそうですもん。
そして、ベトナム人は基本的にかたい鶏肉が好きなので、この飼育法でも全然問題はないんですね。
結婚式場にとうちゃく!!
動物たちと戯れて、歩いて行くと、結婚式場に到着しました。
なんか、普通に家の前というか間のような場所で行ってます。
ベトナムの田舎には結婚式場がないので、だいたいこんな感じらしいです。
日本の結婚式とは全然、イメージが違いますね。
結構人が多い。
なんか、別に友達とか親戚だけが集まってるだけじゃないらしいです。なんと、この村に住んでる人たちが適当に集まってるそうな。
村の一大行事的な感じなんでしょうね。
別に新郎新婦と仲良くない人も集まってくるらしいですよ笑
こういうのは、地域コミュニティっぽくていいですね。好きです。
そして、ドレスコードも特にありません。みんな私服で集まります。これは田舎だからというわけでもないらしいです。ベトナムの結婚式は私服で集まるみたいですね。
一部の人だけがスーツなどをちゃんと着てる感じです。そうゆうゆるい感じは本当に好きですね。まあ、別に新郎新婦以外がちゃんとした服を着る意味なんてそもそもないわけですもんね。
ちなみに、この田舎に外国人であるジャパニーズの僕がいるのはすごく珍しいらしくて、すごく奇異の目で見られます。なにこいつ、みたいな感じ。
でも、その感じはめっちゃ好きなので、すごく楽しいです。
結婚式が始まる
結婚式がいよいよ始まりました。
変な音楽が流れ始めます。
そしたら、シャンパンを振り始める新郎。そして・・・
シャンパンをポーン!!吹き出てる。
そしてシャンパンタワー的なとこに注いでいきます。
え?なにこれ?ここはホストかキャバクラかなにかですか??
それも、3〜4本くらいのシャンパンを同じようにポーンってして注いでいく。
てか、そうやって吹き出したらほとんど飲めないからもったいないよ・・・
そして、最後の一本は自分たち用に注ぎます。
そして、2人で腕をクロスさせながらシャンパンを飲みます。これが、ベトナム流の愛の誓いなのです!!
誓いのキスとかウェディングケーキに入刀とかじゃなく、シャンパンを腕をクロスさせながら飲む。これが愛です。
ちなみにシャンパンタワー?のグラスは誰が飲んだのか、どこにいってしまったのかはわかりません。
なんか、日本とは違うベトナムの結婚式文化に驚きです。おもしろ楽しい。
料理の時間がスタート
まもなくして、料理の時間が始まりました。
めっちゃ豪華。
でも、数多のベトナム料理を経験してきた僕にはわかります。こいつらはだいたい美味しくない。多分、あのフライとスープは割といけるだろうな。
牛肉と鶏肉はかたいでしょう。牛肉は多分味付けは美味しいけどかたいです。鶏肉は見た目的に味もしないし、とても微妙でしょう。
だいたい、もう見た目で美味しいかどうかわかっちゃうんですね。
そして、予想は的中しました。だいたいそんな感じです。やっぱりフライのやつは美味しかったです。なんか魚の身の中につくねみたいなのが入っていました。スープもとろみがあって美味しかったですね。
エビは殻を剥くのがめんどくさかったので食べてないです。手汚したくないんでね。
壮絶な時間が始まる
そんな感じで食べてると、怪しいお酒が出てきました。
そしておちょこ的なのにそそがれる。
怪しい薄緑色です。少し匂えばわかります。これはかなり強いお酒だと。
聞いてみると、度数が40度弱らしいです。やばいでしょ。ウイスキーと同じぐらいかな?
お米からできてるらしいです。だから日本酒と同じ雰囲気なのかなと予想します。
まあ、これを飲まされるわけで。これが結婚式で恐れていたことだ。
飲んでみるとまあ、めっちゃ辛いです。そして喉が熱くなる感じ。すごく薬の味に近くて飲みにくいですね。
ウイスキーだったらまだ甘みがあるから飲みやすいですもんね。これはすごく飲みにくい。
そして、日本酒とも違う。日本酒もあれはすごく甘みがあって美味しいですが、これは甘みも何もない。ただただ辛い。
たぶん、原材料の米の違いもあるでしょうね。日本の米は甘いから、お酒も甘みを出せるんでしょうけど、ベトナムの米は味がしないので、お酒も甘みを出せないんでしょうね。
でも、これも1杯くらいで済むかなと思ってたんですけど、いや〜なおっさんが登場。
このおっさんが、日本が大好きとかで、僕のことをめっちゃ気に入ります。そして、ひたすら飲ましてくるんですね。注いできて乾杯といって、全部飲まさせられて、空になったらまた注がれる。何杯飲んだか、わからんくらいは飲まさせられました。
なんか、日本もベトナムも同じですね。上の人がお酒を注いで、下の人に無理やり飲ませる感じ。
まあ、ええおっさんやったんで、嫌な気持ちにはならなかったですけどね。
まあそんな感じで、何杯も飲まさせられました。
「ありがとう〜」って言ってはりました。まあ楽しかったからええですけど。
他にも、日本人ということですごく歓迎されて温かかったです。やっぱりベトナムって親日国なんだなと思いました。みんな、日本が大好きと言ってました。
日本は色々と助けてくれるから好きらしいです。ちなみに、中国は嫌いな人が多いです。性格が悪いとかなんとか言ってました。
そんなこともないと思うけどなあ。少なくとも、僕の中国人の友達はええやつばかりです。だから、普通にいいイメージあるけどね。
やっぱり、国で色々と判断するのは(良くても悪くても)あまり好きじゃないなあと思いました。国籍なんて関係ないのにね。1人の人間同士が、心を通わせて、仲良くなるのに国なんて関係ないですからね。
そもそも国籍なんてのは、人間が勝手に生み出している幻想ですしね。だって、今じゃあ日本人同士で同じように感じていても200年前だったら土佐人と薩摩人で外国人みたいな感じだったわけですからね。結局は国の違いなんてあってないようなもんなんですよ。
まあ、今の国や国籍という概念が消える日も近いんじゃないかな〜。そう遠くない未来だと思ってます。
そして、みんなにまたきてね〜と言われました。まあ多分この村にくることはもうないけど、すごく嬉しい気持ちになりましたね。
最後に先輩とももう一度挨拶して、来たことをすごく喜んでもらえたので、本当に来てよかったなと思いました。
楽しくていい経験になりましたね。また自分の価値観が少し広がったような?
それでは、明日からまた一週間仕事頑張りましょう!
明日はハノイの日本語クラブにまたお邪魔しに行って来ます。
今日はこのへんで。さようなら〜