日本人大学生がベトナムのIT企業で働く日々。

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奈良県出身、純日本人の大学生がベトナムのIT企業で働く日々を綴ります。基本的に平日は短文、暇な休日は長文。毎日更新!!

日本人大学生がベトナムで働く日々。

ヒッチハイク山口萩への旅を振り返る。出会いと運に恵まれた最高の旅。(2日目): 8月26日

ついに、1週間引っ張ってきたヒッチハイクの旅の続編2日目の記事です。

 

forest-bigtree.hateblo.jp

 1日目はワインバーで朝の4時前まで飲んで喋ってしてしまったので、寝るのが遅くなってしまいました。

疲れていては、ヒッチハイクも大変なので、しっかり寝るために10時前までゆっくりと熟睡しました。

その後、パッと準備して出発しました。

6台目:若手セールスマンりょうさん(福岡・小倉〜福岡・門司港

小倉の市内で、山口へ行く車を捕まえるためのヒッチハイクをし始めました。

しかし、全然捕まりません。20分くらいしても捕まらないので、場所を途中で変えたりしました。

場所を変えた後も、1時間以上待ち続けました

途中で幼い兄弟がジュースとおやつを持ってきてくれて、頑張れって言ってくれたりと、いろんな人に励まされて嬉しい限りでした。

その後、やっと1台の車が止まってくれました。

その方は会社の営業中のりょうさんでした。

ちょうど、暇なタイミングだったそうで、山口との関門トンネル付近までなら送ってくれると言ってくれました。

関門トンネル付近なら、全ての車は山口方面へ行くから、捕まえやすいだろうということです。

それで、山口の関門トンネル付近で降ろしてもらいました。

7台目:2日目のメインパートナーカズさん(福岡・門司港〜山口・萩、山口市内)

門司港ですぐに捕まると思ってたら、なぜか全然捕まりません。

これまた、1時間以上立って踊って、待つことになり、ほんまに死にそうになりました。

その時、カッコよくていかつい車に乗った、怖い雰囲気のおっちゃんが止まってくれて、「どこまで行くねん?」と聞かれました。

シンプルに初めは怖かったです。

山口の萩まで行きたいと言ったので、初めはとりあえず山口のほうまで行くことになりました。

しかし、その人は怖すぎたので、もう山口まで行ったらはやくおろしてもらおうと思ってました。。。笑

でも、気づいたら仲良くなってて、カズさんは萩まで送って行ってあげるわ、となりました。

そのおかげで、なんとついに目的地の萩まで一気にいけることになってしまったのです。

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山口の景色は自然がいっぱいでとても美しかった。

ちなみに山口のガードレールは黄色らしいです。初めは珍しくて、面白かったんですけど、途中からすぐに飽きました。

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本当に一面の緑で、山口は美しい場所だなって感動してました。

そんな感じで2時間弱運転した後、ついに、、、

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山口の萩に到着!!

ずーっと行きたかった、萩の松陰神社へ行くことができて最高の気分でした。

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松下村塾跡地など、吉田松陰長州藩に関する史跡をめぐることができてすごい興奮しました。

なにか異様な雰囲気を感じる空間でもあり、得体のしれない熱気を感じました。

日本に生まれた男として、やはり日本のために自分の魂をかけて行きたいと感じました。

自分の好きな維新の志士たちがここで学んでいたのかと思うと、興奮して本当にいつまでもいたい場所でした。

ここは、今まで僕が訪れた観光地の中でも一番よかったです。

自分の足でめっちゃ苦労してたどり着いた場所だからっていうのは大きな理由の1つやと思いますけどね。

実はこの時点で午後の5時。

今日中に関西に帰れるのかと不安になってきます。しかし、ここまでなんとかうまく行ったことから、得体のしれない自信はありました。

自分たちなら、苦労してもなんとかなるはずだと思ってました。

その後、かずさんは山口市内までも送ってくれました。

この日、かずさんとは萩も一緒に観光したし、1日だけだけど、ただのドライバーじゃなくて友達として遊んだような関係性になっていました。

ほんまにおもろいですよね。

その後、山口市内の道の駅で降ろしてもらい、お別れしました。

間違いなく、かずさんがいなかったら、萩には行けなかったでしょう。彼はこの旅で本当に大きな存在だったなと思います。

8台目:キャリアウーマン感を漂わす主婦みちこさん(山口市内〜山口市内高速)

経験上、今の時間から関西に帰ろうと思ったら、まずは高速に乗るしかないと判断しました。

そこで、上りの高速に乗る人を探します。

しかし、かずさんと僕たちのミスが1つありました。

なんと、道の駅が九州方面側にあったのです。つまり、止まってる車が全部九州方面へ向かうんですよ。

いくら乗せてくれそうな人に出会えても、方向が逆だから乗れませんでした。

そのせいでここで1時間半くらい潰れます。

この時点で8時半くらいになります。

さすがに関西に帰るのは絶望的かと感じます。

しかし、まだ諦めません。なんとしても帰ってやると声をかけまくります。

そして、ついにみちこさんに出会いました。彼女も九州方面へ高速へ行くんですが、実は少し進んだSAは歩いて登り方面へ移動できるらしく、そこまで連れて行ってくれることになりました。

高速にさえ乗ってしまえば、こっちのもんみたいなところはあるので、乗せてもらいました。

みちこさんは、めっちゃビジネスの話とかもわかるし、すっごい頭のいい考察とかくれるんですけど、仕事は主婦と言ってました。

ほんまにキャリアウーマン感が半端ないおばちゃんでした。

それで無事にSAに降ろしてもらい、お別れをしました。

9台目:里帰りの金持ちプレーボーイよっしーさん(山口市内〜兵庫・西宮)

山口市内で、ヒッチハイクの声かけをすること30分ほど。

ついに、乗せてくれる人に出会うことができました。

彼こそが、レクサスの乗り手ヨッシーです。

彼は故郷が九州で、働いているのは栃木らしいです。その里帰りを車でやってたようです。

その距離を一気に運転するのは半端ないですよね。

そのおかげで、関西まで一気に送ってくれることになりました。これがほんまにラッキーでしたね。

彼は見た目こそ、別にイケイケという感じじゃなかったんですけど、話を聞いていたら相当のプレイボーイでした。

同時に付き合った最大人数は5人らしいです。その5人プラス奥さんもおったらしいです。

でも、それは浮気じゃないらしいです。

全員と本気で付き合ってるから、それは遊びとかじゃないらしいです。

なんかもう無茶苦茶な理論ですよね。

今までの自分の価値観とか、倫理観が一気に砕かれました。こんな人間もおるんかって、、、

それも、面白い話が色々聞けて楽しかったです。

そして、中国道から大阪方面に乗り換える最後のSAの西宮名塩で降ろしてもらい、さよならをしました。

10台目:福島出身の優しすぎるタクシーの運転手高橋さん(兵庫・西宮〜大阪・梅田)

西宮名塩に到着したのが午前2時ごろ。

その日は気温が低かったために、普通に震えるような寒さでした。その寒さに体力をまず削られます。

さらに、夜中のせいで、車が全然いません。いても、乗せてくれるような車が全然ないのです。

そのせいで、また1時間弱震えながら、途方にくれます

そこで、もう限界やあかんってタイミングでついに神様が降臨しました。

それが、タクシーの運転手の高橋さんです。

僕たちもタクシーに乗せてもらえるとは思ってなかったので、予想外すぎました。

高橋さんは、僕たちのスケッチブックを見て、また寒さに震えながら頑張ってる姿を見て助けてあげようと思ってくれたらしいです。

彼は梅田のタクシードライバーで北新地のお客さんを神戸の三田まで送って行った帰り道の途中やったらしいです。

タクシーは自分たちのナワバリ以外ではお客さんをとっちゃダメだから、どちみち帰り道はお客さんを乗せることができないから、僕たちを梅田までタダで乗せていくのは問題なかったらしいです。

彼は東北弁を話していたので、東北によく行っていた僕にとっては馴染み深い話し方であり、非常に落ち着きました。

そして、ついに梅田に到着しました!!

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長い長い、苦しく楽しい旅がついに終わったのです!!

いやあ、ほんまに大変でした。

でも、それ以上にほんまに充実した最高の旅でした。正直今までの計画通りに無難に楽しむ旅行よりもはるかに楽しかったです。

特に若い人は、絶対にヒッチハイクを一回はしてみたほうがいいと思います。

する前ではわからなかったような世界を知ることができます。

自分も、片道だけならヒッチハイクをまたしたいなって思います。往復はやっぱりしんどすぎる。

 

そして、

今夜からベトナムに帰ります!!

いよいよ明日からベトナムです。あ〜楽しみ!!

それじゃ、今日はこの辺で。さよなら〜