日本人大学生がベトナムのIT企業で働く日々。

日本人大学生がベトナムのIT企業で働く日々。

奈良県出身、純日本人の大学生がベトナムのIT企業で働く日々を綴ります。基本的に平日は短文、暇な休日は長文。毎日更新!!

日本人大学生がベトナムで働く日々。

2月17日 ベトナムの田舎の人々に感謝。最高に充実した3日間でした。

今日も朝から親戚の家へ

今日は朝から、昨日行った親戚の家にもう一度行きました。

夜ご飯を食べた家とはまた別の家です。

ここに、親戚一同が集まって食事をするのです。

ここに集まった親戚の人たちも、本当に暖かくて良い人たちでした。

僕のことを、日本人として差別することもなく、1人の人間として迎え入れてくれます。

僕が中途半端にベトナム語を話すせいで、話せると思われて、ひたすらベトナム語で話しかけられまくるのだけはまじできついですけどね。

あと、酒をめっちゃ飲ませてくるのだけはきついです。

ビールをチェイサーにして、40度くらいの強いベトナムの伝統酒を飲み続けていました。

これは、死ぬかと思った。

後で、バイク運転するからって言ったら途中からはコーラで許してもらいましたけどね。

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親戚の子供が可愛かったから、ずっと遊んでました。笑

田舎の過疎、貧困の問題

僕は、この友達の実家訪問旅行でたくさんのことを学びました。

民族問題、田舎の伝統、料理などなど。

その中でも、田舎の過疎と貧困の問題は特に肌で感じることができました。

日本でも、地方の過疎は問題になってると思いますが、ベトナムでも同じことが起こっています。

若者は、成長したらみんな都市部に出て行きます。そして、そのままそこで家を買って定住していきます。親戚が田舎にいるうちは、田舎にも帰りますが、親戚がいなくなれば田舎に行くこともなくなります。

そうなったら、田舎はどうなっていくんでしょうか?消滅するしかないのかな?

また、田舎は貧乏な人がハノイよりも多いように感じました。

彼らはもちろん、ハノイよりも収入が少ないです。でも、物価はハノイよりも高い。

そんなん、みんなハノイに行くでしょ。

こういった田舎の問題ってどうすればいいんでしょう。日本でも同じことだけど、難しい問題すぎる。

僕自身が、田舎にとどまりたくなくて都市部で働きたいと思ってるのに、他の人を田舎にとどめようとするのもおかしい話ですけどね。

誰もが住みたい場所に住める世の中になればいいですよね。

本当に暖かかった田舎の人々

とにかく、この2日間迎えてくれたベトナム人たちは本当に暖かくて、幸せでした。

帰るときも、また来てねと言ってくれました。

僕がベトナム語をあまり話せないせいで、ほとんど会話は出来なかったけど、それでもすごく幸せな気持ちになりました。

会えてよかったです。

また、この田舎に遊びに来ようと思います。

世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だ、とかいう言葉がよくあるじゃないですか?

僕はそう思わないですよ。

笑顔じゃ、なんも話通じないですよ。そんな笑顔で意思疎通できるとか甘えてちゃダメですよ。もちろん、英語も通じません。

ほんまに、意思疎通したかったからちゃんと相手の言葉を覚えましょう。僕は、改めてベトナム語を気合い入れて勉強しようと思いましたよ。

世界の共通言語なんてありません。笑顔は共通言語じゃなくて、ただの表情です。

とにかく、この3日間関わった人々には本当に感謝です。とても楽しかった。ありがとう!!!

1つだけ、日本とベトナムの大きな違いは感じました。それは別れ際です。

お別れするときに、日本だとすごく名残惜しそうにしますよね。みんなでお見送りして。でも、ベトナムではそんなことありません。

誰かが、帰るとなってもじゃあねーみたいな感じで、特に見送らないです。

家族でもそんな感じのノリです。

なんか、すごいサッパリしてるんですよね。それはまたすぐに会えると思ってるからなのかな?

おもしろい文化の違いだと思いました。

僕はこのベトナム式サッパリお別れより、日本の大事に心を込めてお別れする方が好きですよ。

ちゃんと、別れるときこそ気持ちよく心を通わせるべきだと思うんですよね。

今からバスでフエヘ

明日からはベトナムの中部へ旅行に行きます。

フエと、ダナンとホイアンに行きます。どれも素晴らしいところです。最近すごい人気の観光地なんですよ。

フエは日本でいう京都とか奈良みたいな感じです。

ダナンはリゾート観光地で、ホイアンも伝統的な街です。初めてなのですごく楽しみ。

日本からのベトナム人の友達が帰ってきていて、彼の実家がフエなので遊びに行くことも理由です。

さらに、日本人の友達3人もベトナムに遊びにきてくれていて、フエで合流します。

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テトの時期で、飛行機は高かったので、バスを使います。片道3000円でいけちゃいます。

夜行バスなんですけど、座席はベッドみたいになってて寝ることができます。だから、問題ありません。

東南アジアはこのタイプの夜行バスが多いんですよね。だから、すごくありがたい。

日本では、普通のバスで寝かさせられますもんね。あれはマジできついですよ。日本もこんな感じにすればいいのに。

乗れる人数はそこまで変わらんと思うけどなあ。

このタイプのバスに乗ると、ラオスからベトナムに行ったバスを思い出します。

昔、24時間バスに乗ってラオスの首都からハノイに行ったんですよ。あれはなかなかきつかったなあ。

まあ、それもいい思い出です。

この旅行もすごく楽しくなりそうで、ワクワクしてます。明日からすごい楽しみ。

よっしゃ、行くぞ中部!!

んじゃ、今日はこの辺で。

おやすみなさい〜