1月6日 カンボジアに到着!!生死をさまよう体験。生きててよかった…
日本人の友達をハノイ観光案内
今日は、ハノイまで遊びに来てくれた友達を観光案内しました。
僕がこの数ヶ月間で覚えた場所や知識を駆使して、美味しいローカル店を回りました!
すごく満足してもらえたみたいで嬉しい限りですね。
彼らがそうやって、終始ハノイの街の様子に驚いていたりしてるのを見るのはすごく面白かったですね。
挙げ句の果てに、友達に「お前こんなとこにずっと住んでるのすげえなあ。頭おかしいんちゃうん。」とまで、言われました。
そう言われたら、たしかに僕もはじめきた頃はこんなとこに1年間も住むのか…と思ったなと思い出しました。
今ではもう何年でも住めるくらい大好きですけどね。住めば最高の都です。
ここの魅力は住まないと分からないんだろうなあ。
そして、自分がこのハノイの景色にいつのまにか慣れていたことも改めて実感しましたね。
今では落ち着く場所になっちゃってますからねえ。
それでも、こうやって自分の好きな場所に友達が来てくれて案内できて、満足してもらえたらすごく幸せですね。
もっとみんなに遊びに来て欲しいなと思いました。
日本人の友達をもっとハノイに誘いまくります…
カンボジアへ出発
夕方には空港へ行ってカンボジアへ出発しました。
カンボジアへは一人旅です。複数人での旅行も楽しいですが、一人旅も楽しくて大好きです。
自分見つめなおし、鍛えることができます。
場所はシェムリアップです。
アンコールワットがあるところですね。
ついに、アンコールワットに行ける時が来ました。ずっと行ってみたかったんですよね。楽しみすぎます。
でも、飛行機は本当に嫌いです。
怖いし、耳が痛くなるし、なんせ手続きがめんどい。
特に国際線の手続きはほんまにイラつきます。
今日もカンボジアに着いてから、ビザの手続きで1時間半くらいかかりました。これだけは本当になんとかならんのかって感じですね。
まあ、なんだかんだシェムリアップまでたどり着いて、バイクタクシーも捕まえてホテルまで向かい始めました。
この時はまだ、この後起こる壮絶な出来事を想像もしていなかった。
バイクタクシーに置いていかれる
バイクタクシーの運転手は簡単な英語は通じるし、愛想もいい感じだったので初めはいいやつだ思ってました。
そしたら、明日アンコールワットに連れていってやるよ、と言い始めました。
なんぼ?と聞いたら、60ドルと言います。
これは絶対高いです。
その後、話していると25ドルまで下げてきます。この時点でもうこいつはダメだなと思いました。
初めは60ドルですよ?どんなかぼったくるつもりやねん。
多分相場は10ドルくらいと予想します。
でも、こいつはもう信用できないからダメだな思い断ります。
この辺りから急に態度が悪くなります。舌打ちしてきたり…
そして、暗闇の何もない道の真ん中で、
「ホテルまでの道が分からん!もう無理だ。後は歩いていけ!」
と言い始めました。
こっちがいくら怒っても通じません。
この時点でもうカンボジア大嫌いだと思いました。最悪の国やんけ、と。
結局、下ろされて暗闇の中ポツンと置いていかれました。
なにもありません。誰もいない。時間は9時半です。もう真っ暗であたりは静かです。
この時点で、あーやばいなと思いました。今回はマジで死ぬかと。
でも、ここは一人旅に慣れている僕はこういう時にどうすればいいのかは分かっています。
ホテルに向かって歩くしかない。良さそうな人に道を聞きながら。
とりあえず、進みまくります。そしたら、まあ野生の勘もあり、なんとかホテル周辺まで辿り着きました。
これで、とりあえずなんとか生き残ったかと安心しました。
しかし、まだ終わらなかった。
ホテルが見つからない
今度はホテルが見つかりません。周辺だと思われる場所に行き、周りの人に聞いても分からないと言います。
誰に聞いてもホテルの名前すら誰も知りません。
住所もよくみたら間違ってます。
ホテルは本当に存在するのか!?と思い始めます。
そして、あるホテルに入り受付の兄ちゃんに助けを求めました。でも、この時点ではカンボジア人が大嫌いなので疑いながらですね。
しかし、話し始めたらめっちゃ良い兄ちゃんでした。すっかり意気投合し始めます。
とはいうもののホテルはその存在すら見つかりません。
ただ、電話番号だけは僕が持っていたので渡します。そしたら、電話をかけてくれてなんとか繋がりました。そして、場所を聞いてくれたようです。
どうやら、存在はしているようですね。
すると、「ここから遠いからバイクで送って行ってやるよ!お前はええやつやから気に入った。」
と言ってバイクに乗せてくれたのです!
僕が女やったらこの兄ちゃんに惚れてるわ。
しかし、これですぐに着くかと思ったらまだ甘かった。
説明された場所に兄ちゃんが辿り着かない。
周りの人に兄ちゃんが聞いてくれるけど、やっぱり誰も分からない。
本当におかしい。
でも、電話をかけたら繋がる。いかれてやがるぜ。
その後40分ほどバイクで一緒に探して連れてくれて、なんとかホテルに辿り着きました。
もう、ホテルを見つけた時は感動でした。
アッターーーーーって感じでした。
なにより、探してる間一切態度悪くせずに、ずっとフレンドリーで優しくしてくれた兄ちゃんが最高でした。
謝っても、気にすんな!おもしろいやんか!と言ってくれるイケメン。ほんまに惚れる。
最後はチップを渡してハグしました。
今までで一番愛がこもったチップでした。チップの額を確認もせずに気前よくお別れをしてくれました。
本当に最高の男でした。ほんまに心からの優しさで助けてくれたんでしょうね。
最後には一緒にビール飲みに行こうな、と約束してお別れしました。
本当に彼に会えてよかった。
彼に会えなかったら今頃僕はホテルにたどり着いてなかったかもしれません。どうなっていたか分からないです。野宿やったかもしれないですね。笑
死ぬなり、身ぐるみ剥がされるなりされててもおかしくなかった。
明日また彼に会いに行くのが楽しみです。
バイクタクシーに捨てられてカンボジア嫌いになりかけたけど、彼のおかげで大丈夫です。
人間の優しさ、温かみを改めて感じることができました。
そして、自分のしぶとさも。笑
まだ自分は死ぬ運命じゃないんだな、と。
まあ、人間なんとか生きていけるもんなんでしょうね!
いやあ、今だからこそ言えますけど、
「面白くて良い経験でした。」
そして、
「なんて日だ!!!!」
明日からアンコールワットに行きます!!
すっげえ楽しみです!!
ワクワクしてます!!
んじゃあ今日はこの辺で!この旅の無事を祈りながら。
おやすみなさい!