12月30日 2017年ベトナム生活を振り返ってみた。生活や仕事や性格の特徴をまとめたよ。
今日はベトナムに来てから、今日までの経験をもとに、僕が思うことをまとめてみます。
生活から仕事、性格的なことまでぜんぶ振り返ってみました!
ベトナムの生活
まずは生活から。
家での生活に困ることはない
ベトナムで生活をするといえば、どんなイメージを持つでしょうか?
僕は、正直汚くて不便な生活だと思ってました。
ですが、ベトナムは想像以上に発展していました。もちろん、日本ほど便利ではないけど、生活に困ることはありません。
まあ、僕の家がお金持ちの家ってことはありますけどね。
もちろん、街中ではもっと汚い家も不便な家もたくさんあるとは思います。
しかし、周りのベトナム人の友達や同僚の暮らしぶりを見ている限り、そんな暮らしをしてる人は少ないんじゃないかなと思っています。
それでも生活に必要な家電は一通りどこの家でもある感じです。
まあ、日本人なら月5万円くらい家賃にかければ十分日本と同じような暮らしぶりができると思いますよ。
インフラはまだまだ最悪
家の中の生活はそのように基本的に困ることはありません。しかし、インフラはやっぱりまだまだですね。
まず、交通インフラ。
バイクで埋め尽くされる道。時間通りに来ることはないバス。通っていない電車。
そもそも、バイクがなかったら生活が不便だというのがおかしな状況ですよね。
この国はどこかで交通インフラの整備を間違えたんでしょうね。バイクが大量になる前にしっかりと整備をしていたら、もう少し変わっていたんでしょうけどね。
今から、バイクのない生活に人々の暮らしを持って行くのは難しいでしょうね。
2030年にはバイクを市内禁止にする目標もあるらしいですが、まあ無理でしょう。
そして、情報インフラ。
インターネットがくっそ遅いです。でも、ネット料金も安いから文句言えないところではあります。そして、ちょくちょくネットが途切れます。
会社のネットとか、たまにネットがはやいカフェもありますが、ちょくちょく遅くなります。
日本のように常に通信が早いということはないですね。
これも、めっちゃ不便ではないけど、日本の速さにまだ慣れているのでイライラはします。
基本的なインフラも。
そして、電気や水道もまだまだですね。電気はたまに停電が起こりますよ。会社では起こったことはないですが、家とかはたまに停電してます。僕が来てからでも3回くらいは停電してたかな?
水道も水が汚いですからね。でも、これはそもそも日本のように水道水を飲める国の方が珍しいので、なんとも言えないです。
こんな感じで、インフラ関係はまだまだなんですが、別に困ってるかと言われると、困ってはないです。
なんだかんだ、普通に生きていけます。そもそも、人間なんてもっと不便でも生きていけるんですよ。日本が豊かで便利すぎるだけなんですよねえ。
でも、ベトナム人からしたら日本は未来都市のように感じると思います。それくらい、こっちの環境と日本の環境はかけ離れています。
料理は美味しい。美味しいけど・・・
ベトナム料理は、初め来てすぐはなかなか慣れないし、なにより米の違いから苦戦してました。
しかし、今では料理は美味しいと感じます。食べるという、僕の人生にとって大事な部分はちゃんと守られてるわけです。
ただ、味がすごく似てるんですよ。どんな料理でも同じ調味料を使ってたりしてるせいで、だいたい味が近いんです。だから、ちょっと飽きる。
もう、食べたくない!とは思わないですが、やっぱり他の味が食べたくなりますね。
だから、僕はたまに中華料理や日本料理を食べに行ってます。
こんな感じで、たまに違うテイストの料理を食べていたら、全然問題ないですけどね。
ただ、この点はやっぱり日本料理はすごいなと思います。
あれだけ、色んな種類の味があるってのは他の国の料理ではなかなかないでしょう。やっぱり、料理に関しては日本が最高ですわ。
ベトナムの仕事
次は仕事です。
仕事に対する姿勢
ここ数ヶ月働いてみて、やっぱりベトナム人の仕事に対する姿勢は嫌いですね。もちろん、全員がそういうわけじゃないです。
社長や副社長、各リーダーなどしっかりと真面目に本気で取り組んでる人も多いです。
しかし、多くの人はそうじゃない。
仕事を適当にしたりはしないですよ。エンジニアの人たちは開発自体はしっかりと取り組みます。
でも、向上心がない。
なんか、上へいってやろうとか、俺がなんかしてやる、とかそういう気持ちが感じられないんですよね。
もしかしたら、これはエンジニアの会社だからかもしれないですけどね。
僕は、もっと向上心が高い人と働きたいなと思いますね。
ただ、もしかしたらうちに秘めてるものはあるのかもしれないです。彼らはシャイなので。表に出してないだけで、色々考えているんだって言うのかもしれないです。
でも、それが行動にうつせていない、周りの人から感じられない時点で意味がないですからね。
決められたことを守れない
やはり、会社として動く以上は規則にしたがった行動をする必要があります。そういった決められたことというのは、決められるときになにか意味があって決められているはずです。
もし、その規則に意味がないと思うのなら上の者に抗議すればいいでしょう。
まず、彼らは時間を守らない。朝の定時になってもだいたい半分くらいしか会社に来てないです。雨の日はもっと少ない。みんな当然のように遅刻してくる。
そして、理由を聞いたら道が混んでるから自分は悪くないというんですね。
この言い訳をするところが本当に嫌い。
道が混んでるのなんて、もともとわかってることじゃないですか。わかってるねんから、いくら混んでても遅れない時間に家を出ればいいだけでしょ。
結局は時間を本気で守る気がないだけ。なのに、道のせいにして仕方ないからと言って誤魔化そうとする精神が嫌いなんですよね。
さらに悪いところが、遅刻はして来るくせに定時で帰るところです。
遅刻をして来て、定時で帰ってたら働いてる時間が足らないじゃないですか!
別に遅刻をするのが国民性だというのなら、それはいいけど、それならその分残って働けよ。
それくらいの最低限の会社に対して働く責任はもってほしいなと思います。
けじめがない
彼らは遅刻して来る上に、定時になってからしばらく喋ったりごちゃごちゃしてる。
はよ働けや。と言いたくてたまらんくなりますね。
しかも、仕事中とかもたまに急に話して笑ってたりもします。そういうけじめのなさはちょくちょく目につきますね。
もちろん、こういう人ばかりじゃないんですけど、そういう人もいるのが現状です。
こういうところに関してあかんと思うよ。
楽しく仕事をする
ちょっと悪いところばかり書いて来ましたが、いいところももちろんいっぱいあります。
まず、楽しく仕事をします。
仕事に対して、みんなしんどそうにしないです。あくまで楽しんでやってる雰囲気があります。
社長とのミーティングの時は特に楽しいです。一緒に色んな構想を練って、会社が良くなるように楽しく考えて意見をぶつけ合う感じがすごく好きです。
他にも、エンジニアたちに仕事関係の技術的な相談をしても、快く聞いてくれます。
また、職場の雰囲気も常に明るくて、働いていて気持ちいいのは間違いないです。
楽な気分で、楽しい雰囲気で仕事をできることに関してはベトナムの職場は最高だと思いますね。
ビジネスの可能性
ベトナムのビジネスの可能性は最近、日本でも言われている事ですよね。
これに関してはこっちで働いてみて間違いなく実感しています。
理由は現時点で3つ感じてます。
1つは若者の人口が圧倒的に多いことです。だからこそ、さまざまな産業が成長産業なんですね。人材も大量にいる。
若いからこそ、本当にいろんな可能性を秘めているんですね。
2つ目に、まだまだ発展していない事ですね。
先ほども言ったようにインフラから、まだまだ整っていません。日本では普通になってるテクノロジーもこちらではまだ普及してなかったりします。
つまり、日本や世界で成功しているビジネスが、ベトナムでは今後成功し始める可能性が高いのです。
いわば、そのノウハウをベトナムで活かせば勝ちげーみたいなものです。
3つ目は、日本との可能性になります。
これは、ベトナムが非常に親日国だという事です。日本を好きな人がめっちゃ多いです。日本語を勉強している人もとても多い。
でも、日本はまだそんなに自分のことを好きな国の存在にちゃんと気づけていない。
もっと、ベトナムと日本で手を取り合って、いろんなことに挑戦していけば、可能性はどんどん広がるでしょう。
もう僕は、ベトナムでいろんなことをしたくてたまりません。
大好きになった国、ベトナムと日本で新しくおもしろいことをやっていきたいです。社長とも色々企んでます。
来年は、そんなベトナムの可能性に実際に挑戦していく年になりそうです。
これが成功していった場合は、もう一年休学なんてこともあるかもしれないですね笑
いや、でもはやいこと卒業しとかなだめやし、一回日本に帰って準備しながら卒業まではさっさとしてしまおうかな。
はやく大学卒業したい・・・
退学は今の所、考えてないので。退学すると、海外で仕事をやりづらくなっちゃうのでね。笑
ベトナム人の性格
最後はベトナム人についてです。僕が感じたベトナム人の特徴をまとめていきます。
僕はこうやってベトナムに住んでみるまでは、国民性という言葉が嫌いでした。国で人の性格なんて決められてたまるか、関係ないやろって思ってました。
でも、今となってこれははっきりといえます。
国民性はあります。そりゃあ細かい性格とかは人それぞれ違います。当然。
でも、考え方やおおまかな性格などは似ています。それは文化ともいえますね。
やっぱり、国や育つ環境で人格は大きな影響を受けるんだと思いますよ。
成長環境は大事ですね。
そう考えると、やはり教育というものはとてつもなく大事なものだと改めて痛感します。教育もおもしろいなあ。
気を取り直して、性格をまとめていきます。
時間にルーズ
もう、これは有名なところですね。
そして、実際にまじでルーズ。遊びとかでも遅刻しまくるし、仕事にも遅刻しまくる。
集合時間は+30分で想定したほうがいいですよ。
でも、たまに急に時間前に来たりすることもあるから、よくわかんないところもあります。
とりあえず、ベトナム人と遊ぶ約束したらゆっくりいけばいいと思いますよ。遅れても怒られることはないでしょう。
恋愛に対して純粋
会社の先輩にしても、同年代の友達にしても、恋愛に対してめっちゃ純粋です。
なんか心がめっちゃピュアなんですよねえ。日本人のような汚れた恋愛観がありません。
浮気は論外だし、めっちゃ一途。
そして、すごく相手のことを大事にしていると感じます。
僕はそういう恋愛観が好きなので、すごくいいと思いますね。
めっちゃフレンドリーだけど人見知り
どんな人もめっちゃフレンドリーに接してくれます。
友達から、店の店員まで。
ただ、こっちがフレンドリーにいかないとだめですけどね。こちらからフレンドリーに接していけば笑顔で、返してくれます。
逆にこっちも恥ずかしがって素っ気なくしてたら、同じように返されます。
だから、ベトナム人と仲良くなりたいと思うのなら、明るくフレンドリーに接しましょう。そうしたらきっと同じように返してくれます。
たまに、めっちゃ気難しい人もいますが、それはもう仕方ないです。笑
謙虚さがない?
日本人ってやっぱり謙虚じゃないですか。
でも、ベトナム人はあまり謙虚じゃないです。でも、僕はその謙虚じゃない感じが好きです。
自信があるというか、プライドが高いというか、という感じですね。
特に女性はそれを強く感じます。
みんな自分のことめっちゃ可愛いと思ってますもん。日本人の女も自分のこと可愛いと思ってますけど、ベトナム人はそれを隠そうとしないです。
みんな自分のこと可愛いと思ってるのが当然って感じです。
日本だとそれが恥ずかしいことだと思われますが、ベトナムは全くそんなことないですね。
自分のこと賢いとかもよくいうしね。
でも、そういうところはすごく好きですね。僕は日本の恥の文化は好きじゃないので。
正直に自分を出してる感じがいいね。
雨の日や寒い日は遊ばない
日本だと、遊ぶ約束をしていたら、雨とか寒いとかは関係なく遊びますよね。
でも、ベトナム人は違います。
天気が悪かったら遊ぶのをやめます。なんか、遊びたくなくなって家にいたくなるらしい。
でも、これは性格的な問題だけではないと思います。
交通手段の問題でしょうね。
彼らの交通手段はバイクがメインなので、雨だったら大変だし危ないんですよ。
だから、雨の日は無理してまで外に行きたくはないんでしょうね。
確かに、僕も雨の日にバイクは乗りたくないですね。濡れるし、危ないもん。
まとめ
以上、2017年の数ヶ月間のベトナム生活を振り返ってみたまとめでした。
まだまだ、書ききれていない発見はいっぱいあります。それだけ、新しい発見がいっぱいありまくる刺激的な毎日でした。
おもに、心の面は明日の一年間の振り返りで書こうと思います。
ただ、ベトナムという国は本当に素敵な場所で、今ではもう大好きです。自分でもベトナムがこんなに好きになるとは思ってなかったです。
2018年もまだまだ新しい発見があるとは思います。それが楽しみで仕方ないですね。
それでは、今日はこのへんで。
おやすみなさい。