12月9日 なぜ僕はベトナムで働くことにしたのか振り返ってみた
今日は僕が大学を一年間休学して、ベトナムのIT企業で働くことになった経緯とその目的などをご紹介します。
今のうちに書いとかないと忘れそうなんでね。笑
今日は1日暇だったので、まとめてみました。
どういうスタイルでまとめようか迷ったんですけど、箇条書きよりも時系列で追っていったほうが思い出しやすいので時系列でまとめていきます。
ちなみに、会社にパソコンの充電器を忘れちゃってパソコンを使えないから、今日はiPadにキーボードつけて入力してます。これ、iPadを買った時に勢いで一緒に買って、あまり使ってなかったんですけど、使ってみると、かなりタイピングしやすいですね。
ほとんどタイプミスしないです。もっとiPadを有効活用していかないともったいないですね。今んところ、Kindlefire的な扱いしかしてないからあかんわ。
てことで、iPadの有効活用方法、募集します!!(話それてごめんなさい)
それでは、本文は結構長くなっちゃったんですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです!
大学2年の末ごろ、東京で働く
僕がベトナムで働くことに至ったのは、それこそ大学一年生からの色々な積み重ねがあったんですが、とりあえずこの辺からが密度が濃いと思います。
大学二年の1月くらいだと思います。ふと、高校の頃の友達に「インターンとかまだいってないの?」と聞かれました。その子自身も行ってなかったから、聞いて来たらしいんですが、僕はその言葉で、「インターンか・・・。インターンってなにすんねやろ。」とふと思いました。
そっから、おもむろに調べてみると、なにやら色々と怪しい説明が。でも、結局なにすんのかよくわからん。バイトとなにが違うんや?短期インターン?長期インターン?なんじゃそりゃ。
てことで、興味が湧いたから、とりあえず面白そうやしやってみようと思ってWantedlyを使って、面白そうなインターンをやってる会社を探しました。(Wantedlyはベンチャー企業向けの就職・転職・インターンなどのためのサービスです。1年生の頃に、教授に教えてもらって、ダウンロードしてから、携帯に眠ってました。)
そしたて、なんとなく面白そうな会社に応募しまくったらいくつかの会社から返事がきました。
その中で、うちの会社、東京だけど君は関西だよね?働けるの?というメッセージが。なんだと?そうです。間違えたんです。
適当に応募しすぎて、東京の会社にも応募してたんです。
でも、なんか仕事内容とか東京で働くのとか面白そうだから働いてみたい、と思ったので、「ちょうど春休みなんで、その間働かせて下さい」と言って、面接を受けにいきました。
この時点で結構ぶっ飛んでますね。
そして、東京に住んでいた友達に居候させてくれ、と連絡して、身一つで大都会東京へ飛び出しました。
※この時点で働けることは決まってません。
面接とか、あるって言われたけど、まあいけるでしょって感じで関西の用事をすべてぶっ飛ばして、東京に突っ込みました。
まあ、結局そこでなんとかインターンとして働かしてもらえることができたわけなんですが、これが僕にとって一つのきっかけですね。
毎日、朝から晩まで会社へ行ってバリバリ仕事してる人らと働いてみて、ビジネスマンだらけの東京でもまれてみて、思った感想が、「つまんねええええ」でした。
こんな、上から与えられた仕事やって、同じような作業を黙々とやって、なにが楽しいんや!!このまま働いてたら、頭おかしくなる。くそみたいな人生やぞ。
同じようなことを言っている、東京にいる有象無象のつまらない人間たち。
そうです、こんな仕事は絶対にしたくない、こうはなりたくないって思ったんですね。
これが、この東京での僕の一番おっきな収穫。
これだけでも、僕が東京で働いてみた意味は大きくあったなと思いました。
もちろん、良い出会いも色々ありましたし、それはまた僕の人生のどこかで繋がって来たら良いと思ってます。
とにかく、このまま卒業して社会人になったらあかん、そういう焦りを感じました。
関西で長期インターンを始める
そんな東京での生活から帰って来た次の日に、関西での長期インターンの面接を受けにいきました。
東京で働いている途中からこのままではあかんと思ったこともあり、とりあえず大阪に戻ったらどこかの企業で働いて修行しようと思ったんですね。(この辺りがまだ考えが安直ですね。)
だから、関西で良さそうなインターン先を探して、応募しておいたんです。
いくつか、面接の予定はあったんですが、1社目でした。今思えば、これもまた、僕にとって運命の別れ道だったんだと思います。
面接にいくと、金髪混じりの怪しい人が担当でした。そして、色々話をしたんですね。とりあえずこの人誰やろうと思いながら。笑
でも、話しているうちに自分の考えていた世界の狭さを思い知らされていきました。こんな考え方をできる人間がいるのか。率直にそう感動しました。
そして、厳しい研修とかもあるけど、ここで働くかどうか今決めろ、と言われました。
正直、面接で話すまでは、他の会社も一通り面接してみて、比べてから決めようと思ってました。
でも、その時はもう即答でした。「お願いします。」
業務内容とかは理解しきれていなかったですけど、僕はとにかくその人に魅了されて、この人と一緒に働いてみたいと思ったので、そう即答したのです。
そして、その会社で働くことになったのです。
ちなみに、その方は実はその会社の社長でした。面接の時は一切教えてくれなかったので、これは後から知ったんですけどね。
そして、この会社で働くことになったのが、僕のベトナム行きの大きな原因なのは間違いないです。
休学に魅了される
研修はすぐに終わらせて、業務に入っていったのですが、正直その会社の仕事は、くそつまらなかったです。
しかも、魅了された社長とは全然関われないし。
ちなみに、まだ大学は行っていますよ。週2で会社で働いていました。
そんな感じで、不満もありながら働いていたんですが、あるインターン生との出会いがありました。
彼は、大学を休学して、その会社で働いていました。しかも僕の年下で、1年生の後期から休学していたんです。しかも、大学はやめるつもりなのに休学している、と言うんです。
はじめは、なんでそんなことしてんねん、はよ大学やめたらええやんと思ってたんですが、話を聞いているうちに、変わってきました。
休学というものに対する考え方を聞いたんですね。
学生という身分はいわば最強の武器。学生だったら企業の社長とかも会ってくれやすいし、いろんな経験をできる。だから、僕は大学生という武器を利用している。
これが、僕にはない考え方でした。
そうか、学生ってそんなに強い武器やねんな。たしかに、そうやんね。企業は優秀な大学生を必死に探してお金を使いまくってるくらいですもんね。
そして、その会社には他にも休学をしている人が何人かいました。そして、そういった人たちと関わっているうちに、僕にとって休学という、気にもしていなかったことが、一気に近い存在になったんですね。
国立大学だから休学してもお金かからないし、学生という武器も一年間多く使える。なのに、休学しないなんてもったいないんじゃない?と思いはじめたんです。
まあ、もちろん無駄に1年間過ごすのはもったいないですよ?
でも、学生の間にしかできない、休学しないとできないようなすごく充実したことに1年間使うとしたら、めっちゃ有意義なんじゃない?
僕の人生にとって、めっちゃ大きな財産になるんじゃないか!!
そう思った僕は、
「よし、僕も1年間休学して、大学生のうちにしかできないようなおもしろいことをしよう。そうしたら、僕の人生は絶対に変わるぞ。」
そう決心したのです。
ちなみに、この会社では休学を決心した以外にも多くのことを学びました。色んな人の考え方。
社長とも何度かご飯に行ったり、話す機会があり、とても吸収することがありました。
そして、仕事の作り方。
はじめはつまらない仕事ばかりだったんですが、信頼を得て、積極的に自分から動いていけば仕事をドンドン作っていくことができたんですね。これは間違いなく良い経験になったと思ってます。
ベトナムにいる今も、その会社で作り出した新しい仕事をリモートでやってるくらいです。
一年間何をしようかな?
さあ、1年間休学しようとは思ったものの、なにをするかはまだ決めてませんでした。
でも、ここはすんなりと決まりました。
海外へ行こう。海外へ行って働きたい!!!
率直にそう思ったのです。
別に、スキルとかなんやらとかそんなことは一切考えていなかったです。
ただ、率直に、面白そうだから。未知の世界だから。想像もできない、そんなことをやってみたい。
本当に純粋な興味から、海外で働かきたいと思ったんです。
はじめは、半年は語学学校へ行って、残り半年をインターンとして働こうかな、と思いました。
英語力に自信がなかったんでね笑
でも、色々調べているうちに、語学学校はお金がめっちゃかかること、なんか色々めんどくさそうなことがわかってきました。てか、そもそも学校の授業が嫌いな僕が、学校へ行くのなんて耐えれないんじゃないか?
そして、そもそもそれが面白くなさそうだと感じたのです。別に行きたくないな、と。
スキルのために、無理して行くのなら絶対に僕には無理だなと思いました。興味がないことはやりたくないので。
この時点で、語学学校とかはやめて、1年間まるまる働くことにしました。
働く場所がベトナムになった理由
ここまでで、1年間海外で働くことを決心するまでには至りました。
しかし、なぜベトナムなのか、そう思いますよね。
はじめは、香港で働こうと思っていました。だって、香港とかビジネスの最先端って感じだし、めっちゃ刺激的そうじゃん。
でも、香港のインターンは院生向けのものがほとんどだし、半端な英語力では雑用しかさせられないと知りました。また、僕の学部という経歴が邪魔をしました。
僕は国際系の学部なんですね。
香港は学部を重視するので、経済とか経営出身じゃないと、まず相手にされないのです。
そんな感じで、少し香港は厳しいなと思った時に、思いついたのがベトナムでした。
ベトナムを思いついた理由は単純2つです。
1つは、前に一度行ったことがあって、カオスな場所だと知っていたので、面白そうだと思ったからです。そして、2つめが、純粋にベトナム人の友達が多くいたからです。日本でバイトしてる店にベトナム人が複数いて、めっちゃ仲よかったんですね。特に、1人のやつとは親友レベルで仲良いです。
いつも、仕事前とかにラーメン食いに行ってました。
だから、ベトナムに対して純粋にめっちゃ良い印象があったんですね。良い人が多くて、なにか親近感のある国だったんです。
まあ、ベトナム人の友達の存在は本当に大きいと思います。彼がいなかったら、僕はベトナムに来ていなかった可能性も大きいですね。
今思えば、そのバイトも大学一年生のときに、偶然始めたバイトだったわけですが、それがここにきて、僕のベトナムで働くという理由に繋がってきたんですね。
まあ、これが僕がベトナムを選んだ理由です。
そして、ベトナムを選んで本当によかったと思っています。今、こうやって今までの流れを書いていて、自分がここにきて働けるのは本当に色んなものが、重なり合ってきたんだなと。
そう思うと、なんか涙が出そうになります。そして、今までの僕のすべての出来事やつながりに感謝の気持ちでいっぱいです。それがなかったら、今僕が、こうしてベトナムのカフェでカタカタやってることはあり得なかったでしょう。
点と点は繋がる。
ジョブズのこの話を知っていますか?
“Connecting the Dots”
点は繋がるという話です。詳しくは調べてみてください。
とにかく、人生において無駄なことはなにもないのです。すべてが、なにか未来の大きなことにつながっているのです。
だからこそ、今という一瞬を全力で生きないといけない。
そうやって、全力で生きてきたものは必ず繋がるのです。
僕が、今まで生きてきたことは、僕がベトナムで1年間働くということに、僕の今につながってきました。
その時、その時では全く想像もしてなかったことですけどね。
東南アジアをバックパッカーで回ってベトナムを訪れたこと、バイトでベトナム人と仲良くなったこと、東京で働いたこと、大阪でインターンを始めたこと、すべてがつながっていたのです。
そして、僕の今のこのベトナムでの生活もきっと、僕の人生のどこかで繋がるのでしょう。
だからこそ、今という一瞬を全力で、楽しくぶちかましていきます!!
そうすれば、いずれ点は繋がります。
その時、僕はどんな人間になってるんでしょうね。どんなことを思ってるんでしょう。
楽しみで仕方ないです。
最後になりましたが、僕のベトナムでの1番大きな目標は
新しい自分を作る
です。
今までの自分をぶち壊して、新しい自分になるのです。そうなったとき、世界はどう見えるのでしょう。なにを考えているのでしょう。
それはその時になってみないとわからないですね。
とにかく、今を全力で生きるだけです!!
以上。
めっちゃ長くなりました。
最後まで、読んでいただいた方は本当にありがとうございました。
自分でも書いていて、スッキリとしました。
明日はハノイ中心部で色々と予定があります。楽しんでいきましょ!
それでは、今日はこの辺で。
さよなら〜